[栗駒文字千葉家の「正藍染」]むかしのまんま むかしのまんま
¥2,200
藍は生きている
しかも人肌で生きている
子どものように手をかけ
心をかければかけただけ
誠実にこたえてくれて
美しく染められるんでがす
日本最古の染色技術と言われる「正藍染」。もともと自分たちの日用品としての衣類をこしらえる技術として、織りとともに生活に根付いた技法が、明治〜昭和にかけて紡績技術の発達や戦争、生活様式の変化に呑まれ消滅しかけていたが、千葉あやのをはじめとする千葉家の女性が「むかしのまんま」その技法を今に引き継ぎ、現代まで継承してきた千葉家の物語。
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|目次|
千葉あやのさんへ 永六輔
序にかえてー千葉家の正藍染 濱田淑子
はじめにーあやのおっぴさんの、孫嫁に 三代 千葉まつ江
第一章 むかしのまんま むかしのまんま(初代 千葉あやの)
第二章 愛染ばなしー藍染について(白石城主片倉家第十五代 片倉信光)
第三章 その人柄こそ、人間国宝
第四章 あやのさんのために、やったのす(二代 千葉よしの)
第五章 毎朝、愛染明王様に祈る(三代 千葉まつ江)
終章 男ではダメなのかー母から息子へ、伝えられる技(四代 千葉正一)
あとがき 井上英子
その他、藍についてのコラムや資料「千葉家の正藍染ができるまで」を収録
附:千葉家関連年表
出版:笹氣出版・2019年
仕様:A5変型判 188ページ
ISBN 978-4-915948-39-0
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