ミルフイユ07 想起の方則
¥1,430
せんだいメディアテーク機関誌。 さまざまなイメージやメッセージや人々が層をなして重なり合う活動をその名前に託した機関誌の第7号は「想起の方則」。 記憶することと忘却すること、または、記録物とそこから想起することの関係について、私たちの今日的な情報メディア環境のなかで捉えていこうとする。
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「想起」という言葉のまわりには、どうも「生命(いのち)」がつきまとう。
「わたしたちは、なにかに誘われ、記憶がよみがえり、それを契機に引きずりだされてしまうあれこれが身体の中をめぐる、その瞬間を必要とする。そうして生命(いのち)の生々しさに戸惑い、活き活きとした生気を感じる咄嗟、『わたし』は再び誕生する。もし本当にそうだとすれば、不確かながらも固有の『わたし』に出会いなおす、この唐突な『想起』にこそ、あらためて出会いなおしたい。」
(出版社紹介文より)
|目次 |
Works 大田黒衣美
序 想起の方則 Ⅰ
記憶と忘却のはざまで 野家啓一
息をする いがらしみきお
石ころは、上から降ってこないし、湧き上がってもこない、 飴屋法水
「瞼の村」の写真 小原真史
徴候をディスプレイするーアーカイブ・アートとしての「記録と想起」展 香川 檀
「記録と想起・イメージの家を歩く」展覧会写真記録
喫煙所のスピリチュアル 澁谷浩次
自分の影を探す鷹とその影で休む鶏 大田黒衣美
メディアテークのこれまでとこれから 桂 英史×鷲田清一
セカンド・サマー・オブ・ラブ、イエス、アイ・リメンバー 野中モモ
カメラ位置と信仰、あるいは狂気 酒井 耕×濱口竜介×藤井 光×清水建人
「わいは死んだら星になる」ー懐かしい物語の始まり 山形孝夫
はじめての、あーかいぶ 佐藤 泰
想起の方則Ⅱ 記憶についておもういくつかのこと 鷲田清一
発行:せんだいメディアテーク
発売:赤々舎・2015年
仕様:B6変形判・216ページ
ISBN:978-4-8651-029-7
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