写真家・佐内正史と、詩人・御徒町凧の写真詩集です。「来たるゾンビ化社会に向けての対策本」として、２人が訪れた東京・沖縄・香港・マカオの夏の情景。
「ゾンビ化」とは、時間や情報に追われる日々をつつがなくやり過ごしているうちに、いつしか思考が止まり感受性は麻痺し、心が動かなくなっていく病のことだと言います。見えないゾンビと戦いながら、濃密な夏の空気の間に「見えたモノ」たちが収められています。
（発行：対照・2018年）

仕様：227mm×144mm　256ページ