KANEIRI Museum Shop 6

2022/03/01 12:00


昭和のピースを令和にかざす《仙台てくぱちパズル》


《仙台てくぱちパズル》は仙台市の出版社「風の時編集部」とせんだいメディアテーク1F「KANEIRI Museum Shop6」が作った新しい仙台みやげです。
風の時編集部が所蔵する昭和20~50年代の仙台市民が撮影した写真の中から、仙台市中心部のもの5枚を厳選。
パズルのように写真を切り抜き、アクリルキーホルダーにしました。

(風の時編集部さんがアーカイブしている写真の中から20~30代スタッフが選びました。我々には市電が走っていたころの仙台も、見たことのない新鮮な景色なのです)

キーホルダーを持って「てくてく」撮影地に赴き、ポイントを探してかざして「ぱちり」。
かつてそこにあった、仙台の街角の風景がよみがえります。

たとえばこちらの写真。昭和30年頃の名掛丁商店街です。
電飾アーチがおしゃれでひときわ輝いています。このころは乗用車も通行できたそう。

「名掛丁入口の電飾アーチ」
撮影年/1955(昭和30)年頃
写真/佐藤昭八郎さん
所蔵/NPO20世紀アーカイブ仙台


てくてくと歩いて、現在の名掛丁センター街入口に合わせてぱちり。
いまも一番仙台駅に近い商店街として、人々が行き交うさまは一緒ですね。

上手に令和の景色にはまる場所を探すことも楽しいですし、昭和20~50年代の仙台の街角の景色はどれも当時の魅力がつまっていて絵になります。
仙台観光でどこを案内すればよいのかわからないとか、引っ越してきたばかりで散策するのにもヒントがほしいとか、たとえばそういう方にまち歩きのチェックポイントのように使っていただけたら嬉しいです!

何百年も前からある史跡や寺社仏閣はもちろんすてきです。
でも一度空襲で焼失した仙台の街にもこんなに魅力的な場所が存在していたことがあって、そこには人々の思い出があって、そう思うとすべての街角はいつかは史跡なんじゃないかと…企画する中でそんな時の流れの大渦に巻き込まれながら、仙台という街がもっと好きになりました。

大人からお子さままで年齢問わずに楽しんで頂けるコミュニケーションツールとして。
また、仙台歩きの思い出キーホルダーとして、末永くお手元に置いてお楽しみいただければ幸いです。
発売は2022年3月19日(土)。同じ日に、まち歩きの企画もあります!


【商品概要】
商品名:仙台てくぱちパズル
発売日:2022年3月19日(土)10:00~
販売価格:660円(税込)
販売形式:ブラインドパッケージ(5種)
販売場所:
宮城県仙台市青葉区春日町2-1
せんだいメディアテーク1F
KANEIRI Museum Shop6