仙台の絵本作家による、再話と創作の絵本。
＜おいぬいし＞
仙台市・北中山に伝わるお話です。まき売りの庄之助さんがある晩に、中山峠でいのししの骨を喉に詰まらせて苦しむ一匹のおおかみを助けます。すると、おおかみはたびたび姿を現しては、庄之助さんとその家族の不幸や困難を何度も救ってくれるようになったのです。ある日…。

＜かわらのひみつ＞
都に住むから吉は、くだものや野菜、生き物のかたちをした瓦を作る職人です。にぎやかな瓦を屋根に並べたから吉の家の前では、わらべ達がいつも楽しそうに遊んでいました。ところが、遊びたくてうずうずしているのはわらべ達だけではありません。一体、誰でしょう？

発行：セルフパブリッシング・2021年
仕様：137mm×102mm 2冊組　函入り
ISBN：978-4-907151-40-9